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授業 [大学]

宝塚大学の前期最後のクロッキー(速描)授業です。
テーマはシーズンでもあり浴衣にした。自発的に着て登校してくれた学生が二人居たのは夏休みに入って他の授業が無い補講だからでありがたい。
先ず、洋服と和服の違いを教えた。
前者は曲線断ちで後者は直線断ち。いまはちがう素材のも出ているが浴衣は本来は木綿だなど
描く前に知識でトレーニングをする。わたしがデザインした男もの浴衣でレクチャー。
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和服はロングタイトスカートと同じなど木綿と絹のしわの違いなどのポイントも指導してから描き始める。
描く時間は3分、4分だ。
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前期15回の授業出みんなの力は最初とは見違えるほど上達している。
60年描いてきた人物クロッキーは、私の絵の原点だ。
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すべてのドキュメンタリースケッチはこの延長線上にある。
私のホームページを観てほしい。



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授業 [大学]

宝塚大学でわたしがもつ3回生のイラストの今期授業では、絵を描く以前の発想力に重きを置きました
最近の若者はモバイルが手から離れません。「大人のおしゃぶり」という名言がありますがスマートホーンなどを片時も離しません。すべての情報はここから入ってきます。絵の資料もそうですがこの情報は直接的で本を読んで行間から何かを読み取ると言う想像力がつきません。
 それを憂いてわたしは、描く前、脳内にもっと栄養をと考えました。教室での「居学」より外で学ぶ「足学」をこころみました。
 オーソドックスよりオリジナリティーです。
 大阪池田にある「落語みゅーじあむ」での体験授業(ウイズたからづか誌8月号に掲載中)についで今回は宝塚市山本にある花と緑の情報発信ステーション「あいあいパーク」での授業です。この建物は17世紀、イギリスの田園地帯にあった旧家をイメージして設計、資材などを輸入した本格的な建物です。
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日本三大植木産地にふさわしい施設です。
 西本マネージャーから施設のレクチャーを受け、別室でここのキャラクターの「あいちゃん」と対面しみんなの頬がゆるみました。ひとりが中に入り体験を語りました。
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 レポートを書き発想を膨らませてから次週ゆるキャラを作画します。スマホではあり得ない体験発想
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 ちなみにこのキャラクターやロゴはわたしの作品ですから作画の発想から着手までの過程も授業に取り込みました。
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授業 [大学]

宝塚大学でのクロッキー授業です
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この大学でもう25年もやっていますが、わたしのクロッキー歴は57年です
この日は「和服を描く」です
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2〜3分の速描です。この積み重ねが私の絵の原点です
法廷、落語家、力士、プロ野球選手、天神祭などすべて現場で描く力は、これが源です
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継続は力です
もちろん奥義を修得するにはその技を盗むことです
すべてを教えられても空気や神髄は気合いですから盗む以外にはありません
私もそうしてきました。 これはどの道にも通じることではないでしょうか
若い人に期待しています
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上方落語を学ぶ [大学]

宝塚大学、造形芸術学部でわたしが受け持つイラストの授業で『池田落語みゅーじあむ」に行き
約400年の伝統をもつ上方落語を学びました。
名誉館長・六代桂文枝師匠、同館の浦田康子プロデユーサーのご厚意で大河教授と学生20人が出席しました。
わたしが落語の歴史を話し、浦田さんが池田と落語について語ってくれました
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次いで池田にまつわる噺『池田の猪買い」と『池田の牛ほめ」を猪名川亭あん光さん、五月家湯治郎さんが演じてくれました。学生はみな落語は初体験で熱心に聴いていました。
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質問コーナーでは『ふしあな、ってなんですか」と驚く質問が出ましてこの授業の貴重さを改めて知りました。
 地方からきている学生には大阪弁はわかりにくかったで思いますが『ライブ感がテレビよりよかった」と感想も述べてくれました。
 あとは高座で喋らせてもらえることになり積極的に女子3人が手を挙げて教えてもらった小咄を見事に演じました。
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 その潜在能力には驚きました。
 あとは二階の『噺家の楽屋」などを見てからDVD,CD試聴コーナーで古典落語や創作落語を学びました。大きな笑い声を聞き、上方落語は充分若者にも理解されると力強く感じました。
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 最近の若者はコミュニケーションや発想力がないとよく言われます。
 だからわたしは、絵を描く前にあたまに栄養をと考えて『座学」より『足学」『出学」と考え、地域文化を伝承する上方落語を選びました。
 この選択は間違いなかったことが『池田落語みゅーじあむ」で実感しました。
 あとはどんな発想でどんな絵が描かれるのかが楽しみです。
 ご協力いただきました皆様ありがとうございました。
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謝恩会 [大学]

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今年も卒業式があり宝塚造形芸術大学でフアッション画を教えた学生たちがそだっていきます
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造形大学にて [大学]

宝塚造形芸術大学でイラストの授業をしています 未来の大器たちです


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