お別れ会

私が所属する上方文化人川柳の会「相合傘」の主宰中田昌秀先生が５月１日８０歳で逝き、そのお別れ会がありました。
かってのテレビ番組「てなもんや三度笠」や「ヤングおーおー！」などの制作にも関わった放送作家であり、立川談志師匠のマネージャーでもあった。ミナミの料亭「暫」のオーナーの時もあった。
また、上方落語の四天王が若かったころ「さえずり会」でともに学んだ落語家の時期もあった。　
８年前、脳出血で倒れてからも車椅子で句会に現れたり、法善寺横丁で飲んだりしていた。
　生きようとしてもせんでもどうせ死ぬ
　大丈夫涙でるなら生きている
　
　先生が蒔かれた種はすくすくと育っている。その証しの句集６がでた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（JDC出版刊１５００円＋税）
　

　車椅子主なき夜の法善寺　洒落
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌