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高野山 [旅]

ゴールデンウイークは四国88カ所巡礼結願の報告参りに高野山に行きました。
快晴のお山は空気が澄んで身が引き締まりました弘法大師廟までの参道は千年杉が立ち並びそのなかに
諸大名家の墓が続いていて歴女の孫は感嘆しきりでした。
ここで朱印をもらい8年の巡礼の旅は完了しました。もちろん阪神タイガースの優勝も祈願しました。
そうかどうかこの日はヤクルトに快勝しました。
 泊まりは持明院の宿坊です。
宿坊.jpg精進料理で夕食をすませたのが7時半、部屋にはテレビもこたつも暖房機もあって便利になっていますが、朝は5月と言ってもさすがに冷えます。
早朝6時半から本堂でお勤めがあり、宿泊客のほとんどが座りました。
50年振りの高野山ですが気持ちが改まりました。
5日は、九度山に立ち寄って「真田祭り」を見ました。
関ヶ原で破れ、真田昌幸、幸村親子がここに蟄居させれたことにちなみ、父子を偲んでんで5年前から始まった町おこしの祭りです。 かくれ住んで花に真田が謡かな(与謝蕪村)  町内には真田の六紋銭の幟がはためいて町家には五月人形が飾られ町内巡りを楽しませてくれます。  真田昌幸の墓があり、幸村、大助3代を合祀する真田庵では、彼らを供養する読経の声のなかフジの 花が房をたらし牡丹からの季節の移ろいを感じさせてくれました。 真田はか.jpg  祭りのメインは太鼓にあわせて出陣する真田隊の行列です。  馬上の真田親子に次いで霧隠才蔵、猿飛佐助、穴山小助ら少年の頃立川文庫で読んだ真田十勇士が続きます。真田行列.jpg  孫から「真田ひもはここで作られていた」「旗印の6紋銭は三途の川の渡り賃だよ」なんて教えられ、ふと上方落語「地獄八景亡者戯」を思い出したりして、負うた孫に教えらたの日でした。  ちなみに、大阪玉造の三光神社の真田に抜け穴前の幸村像はわたしのデザインです。
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