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上方落語を学ぶ [大学]

宝塚大学、造形芸術学部でわたしが受け持つイラストの授業で『池田落語みゅーじあむ」に行き
約400年の伝統をもつ上方落語を学びました。
名誉館長・六代桂文枝師匠、同館の浦田康子プロデユーサーのご厚意で大河教授と学生20人が出席しました。
わたしが落語の歴史を話し、浦田さんが池田と落語について語ってくれました
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次いで池田にまつわる噺『池田の猪買い」と『池田の牛ほめ」を猪名川亭あん光さん、五月家湯治郎さんが演じてくれました。学生はみな落語は初体験で熱心に聴いていました。
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質問コーナーでは『ふしあな、ってなんですか」と驚く質問が出ましてこの授業の貴重さを改めて知りました。
 地方からきている学生には大阪弁はわかりにくかったで思いますが『ライブ感がテレビよりよかった」と感想も述べてくれました。
 あとは高座で喋らせてもらえることになり積極的に女子3人が手を挙げて教えてもらった小咄を見事に演じました。
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 その潜在能力には驚きました。
 あとは二階の『噺家の楽屋」などを見てからDVD,CD試聴コーナーで古典落語や創作落語を学びました。大きな笑い声を聞き、上方落語は充分若者にも理解されると力強く感じました。
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 最近の若者はコミュニケーションや発想力がないとよく言われます。
 だからわたしは、絵を描く前にあたまに栄養をと考えて『座学」より『足学」『出学」と考え、地域文化を伝承する上方落語を選びました。
 この選択は間違いなかったことが『池田落語みゅーじあむ」で実感しました。
 あとはどんな発想でどんな絵が描かれるのかが楽しみです。
 ご協力いただきました皆様ありがとうございました。
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