青春との出会い

いつもと違う散歩道を歩く これも旅です。 そこで最近開いた古書店を見つけて入ったら青春時代に愛読したこの本にであった。「 世の中はなんのヘチマと思へどもぶらぶらしてはいきられもせず」 の句を思い出しました。思わぬところで青春に出会うものです。
私のエッセーも人様のお役に立っているのかな。

宇和島

正月に旅で泊まった宇和島で居酒屋[とみや]にはいった。この店で出会った人たちで右が店主の今井信郎さん、左が消防長片山勉さんとその息子雄紀さん夫妻でかれは宇和島東高校野球部で甲子園に出ている、
店主の息子さんも同校の投手、でこの日は野球部の集まりがあった
ここで自慢の郷土料理「鯛めし」を食べた。松江の皆味でも大阪の与太郎のでもないこの地の昔の海賊料理とか
鯛の刺身を生卵が入ったダシにのり、わさびと入れ混ぜてご飯にかけて食べる。素朴なものだ。火が入った鯛めしは多いが生は少ないという今川さんは「宇和島の味を知って、全国から人がやって来てかっての城下町の賑わいを再現したいと考えている。ほかの店のもおいしいよと街全体に気配りしているのは立派だ。