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お化け [風俗]

北新地は節分でお化けだらけだした
昔から大阪では節分に仮装する習慣がおました
年越しの神詣での後大阪の女はおこそ頭巾で顔を隠して役者の家の玄関に行った芸者もたいこ持ちも変装して
いった おばあさんまでがしらが染めして文金高島田に結ったり良家の子女が芸者のなりして色町を歩くなど
市中はお化けだらけだした 京都にもあったようだすけど大阪の方が盛んだした(毎日放送刊 大阪の風俗)
これが今に続いてまして北新地は、オニが歩くやらまげを結った町娘がピザをほおばるやら
キャプテンクックが客を送りだすやらどがちゃがだした
行きつけの店では、ほれママがヒゲをはやしたアラブの王さんになってましたし、チ−ママはピエロだした
借り衣装代三万円やてー 十万のんもあるそうだっせ
今年は節分が日曜だっさかい31、1日に繰り上げてまんねんと
そうかどうか、人は仰山出てましたな


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引退老人

お化け すなわち 幽霊(ゆうれん)と理解してしもうたとは わいも ぼけたものでおま。
昔 父親が 若作りしている人をさして、「なんや お化けみたいなかっこしよって!」とわろてたのを 思い出しました。
因みに 牧村史陽先生の「大阪ことば事典」を引用させてもらいます。

オバケ (名)年越し(節分)の日、老女は若い時代を追憶するために島田や手鞠髷に結い、若い娘は早く良縁があるように丸髷などに結って縁起を祝ったもので、これをお化けと称した。明治末年ごろまで、この「お化け」の風習は残っていた。
戦後、節分の日に、若い娘たちの間に日本髷がはやりだしたとき、これをお化けといっていた。

なるほど 偉い。そうでしたんかいな
by 引退老人 (2008-02-02 21:30) 

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