SSブログ

バタヤン [芸能]

今封切り中のオース!バタヤンを観てきた。青春時代、ミナミの大劇で観てからのフアンだ。じつは彼の大利根月夜を歌ったのは9才で集団疎開先だった。
次兄が教えてくれたのので歌えたのだが、これはわたしが3歳の頃のリリース曲だ。
 先日、94才で鬼籍に入ったのだがこの映画は少年時代過ごした大阪の鶴橋に里帰りして小学校で開いたコンサートを軸に大劇、中座、など各地のステージでかって歌ている姿をダブらせてわたしを昭和の昔に帰らせてくれた。
 映画館はかってバタヤンのうたを青春の軍歌とした熟年ばかりでその歌に酔い涙を流していた。
 彼のもつ庶民性が人気の根源だが、歌のうまさも今の歌手なんかアッチャイケだ。
 浜村淳の名調子にのって出てきた歌う冒頭のシーンでもう涙が吹き出した。
 キダタローさんが「わてらプロでも舞台の袖に行って聴きましたで」と話してくれたほどのうまさだった。バタヤンの歌には辛酸が沢山たくさんつまっていて涙の味がするんだな。
 いろんな思い出をくれたバタヤンありがとう
20130610085130.jpg

コメント(0) 
共通テーマ:moblog

コメント 0

コメントの受付は締め切りました